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今年行ってきました、志布志遠征。

ターゲットは、エバ。

ギンガメアジ属を狙いに。 ロウニンアジの子供かな。

大分ではでかくて25cm台。 アベレージが15cm前後。 地元では、メッキという呼び名で通っている。

志布志では、エバ。 サイズは40cm前後が多く、50cmを超えると大きなサイズのようだ。sIMG_1637.jpg

60cm級も希に釣れ、70cmクラスも居る・・・のではないか?・・・・という話。

それを狙いに夜の23時に大分を出る。

ちょうど明け方狙いでの移動。

sIMG_1640.jpg大分から志布志まで、高速を使って約5時間の行程。

結構有るのだが、通い始めて6年か7年目。 5~6回ぐらいだか行っている為か、長くは感じなくなってきた。

夜の移動だと、かなり楽に行ける距離。

3時過ぎに到着し、夜が明けるのを待つ。

うっすらと志布志湾の空が白み始めてからボートを出す。

20分ぐらい掛けて去年良かったポイントへ着く。

途中、鯖のライズがポツポツとあって、カタクチイワシの稚魚を追っている様で、ジグで探ると20cmぐらいのが一本掛かる。

今回は、エバなので正体を確認しただけでエバ狙いに切り替える。

引きで良い具合に潮が流れている。

ボイルは無いが、反応を探るようにトップで攻めて行く。

テトラ際を平行にスプラッシュをたてながら引いてくると・・・・・

"バシュ!"

ルアーの背後で水柱が立った!

でたっ!

それ一度っきりで2度目のトレースでは出てこない。

そうこうしていると、もっさんが激しいボイルを発見。

そこら中でバシュ!バシュ!と捕食している。

次の瞬間・・・・・ 私のラインが途中でもつれて再起不能。 潔くラインを切りリーダーを組み直す。

sIMG_1649.jpgで、もっさんのルアーにファーストヒット。

ちょっとゆるめ気味のドラグだったので走る走る。

しかも走る方向が、テトラのストラクチャー方向。(;^_^A

必死でドラグを締めながら止める。

何とか寄せて無事ランディング。

全長51cmぐらい。 中々良いファイトを見せてくれた。

ランディングと写真とラインシステムを組みながらの大忙しで、ラインを組む。

その頃、もっさんがライントラブル。

で、これから私の独壇場。

猛闘犬丸のふとペン丸で入れ食い。

テールフックのシンペン。

ヘッドがカップ状になっているので、チョンチョンとトゥイッチしながら引くと、スプラッシュをたてながら走ってくる。

その後ろを、ヤルキで目が血走ったエバが水面を盛り上げながら、水柱を立てる。

バシュ! バシュ! バシュ!

少しスピードを緩めると、ガッツリ!

次の瞬間、ストラクチャーへ果敢に潜る。走る。突っ込む!

その向きをいなしながらボートへ頭を向ける。

ぐるぐると回しながら寄せてくる。

最後の最後まで逃げようとするので楽しい。

sIMG_1650.jpgで、人生初エバは40cmオーバー。

その後、二人で30cm後半から50cmぐらいのを掛けていく。

狂ったようにベイトを追っているエバは、時合いなのか入れ食いモード。

二人で二桁ぐらい掛けただろうか。

日が昇ってカンカン照りになった頃から、試合が終了してトップにはでなくなった。 いや、出にくくなった。

沈めると小さいのが掛かるが、徐々に徹夜明けで来た体が悲鳴を上げ始める。

一度、港へ帰ることに。

30分ぐらい掛けてダラダラとウトウトしながら港へ戻る。

sIMG_1660.jpg途中、もの凄いサバのボイルに遭遇。

一度ボートを上げたところに黒木氏と加藤氏と合流した。

色んな話をしながら、途中で志布志の遊漁船の船長さんも入って情報交換。

しかし・・・・・・

鹿児島弁解りません。(^^ゞ 単語だけは所々拾って話が解るのだが、全体的には何言ってるかさっぱり。

てなぐあいで、一段落して昼食を食べに行き、二人とは夕方から出ると言う事で食事の後しばしの仮眠。

5時間ぐらい車で寝る。

sIMG_1677.jpg睡眠十分ですがすがしい目覚め。

今度は、4人で出港。

さすがに4人になるとプレーニングまで少しもたつくが、プレーニングすると良い具合のスピードでカッ飛ぶ。

但し、午後から風が強くなり少し風波がきつく切り裂いた波が風に煽られて顔に掛かる。

新たなポイントに入って狙うも、まだ日が高いからなのか反応がない。

sIMG_1676.jpgしばらく攻めたがダメなので、朝のポイントまで行く事に。

この時点で、志布志湾を1往復半することに。

しかし、朝の場所も反応がない。

風がなければ、もう少し楽しめるのであるが・・・・

綺麗な夕日をバックに色々と試すもこの日は、これで終了。

例年通り志布志の神は、いきなり楽しませてくれない。

sIMG_1696.jpg少しずつ課題を残してくれる。 イケズなのである。

暗くなってから、ボートでのナイトシーバスでもやろうかと思ったが、もうお互い歳なので、美味しいご飯を食べて、ゆっくり温泉に入って、ビール飲んでマッタリしようと言う事で、中止に。

来年辺りは、居酒屋でみんなで飲むくらいの時間を作ろうと思う。

で、この日は最後に"エビスビール"で二人で乾杯し爆睡。

表題の"黒若潮"とは、志布志の地酒である芋焼酎(若潮)の"黒"バージョン。

最近出たんだそうだ。

口当たりは・・・・・・ 思いっきり芋焼酎である。

ちなみに黒霧であるが、万人に飲みやすくしてある"芋焼酎"だと思う。

sIMG_1698.jpgボートから見る志布志湾は、海岸線が防風林とサーフで構成され、チョチョッと港湾地帯に明かりがともって空は満点の星空。

大分の夜より遙かに静かで化学臭はしない。(^0_0^)

とてもとても穏やかであり心癒される海なのだ。

今年も志布志に来れた喜びに乾杯!

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