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仲間内でやってる大会がある。
陸っぱりの大会。
Boatがメインだった今年は、前夜にプラをして作戦立てて本番に挑む事まで出来なかった。
今回は、違う。 色々と新調して気合い十分で挑む。
まずは前日のプラクティクス。
10月24日(金)夜。
まずは、この時期の昔のデータを掘り出す。
未だに通用するのだろうかと思いながらポイントに入る。
案の定、地形が変わってる。
流れも・よどみも・底の地形も昔とは違う。
ここまでは想定内。
でも、ベイトがいねぇ。 この時期に溜まるであろうベイトが居ない。
ワンキャストで三歩移動して刻んで見るも反応がない。
しばらくやって諦める。
何カ所か見て回るも、臭いがしない。
ボイル音も聞かなければ、ベイトにも緊張感が無く・・・・・・・
最後の最後に、セイゴぐらいは必ず釣れる場所へ入るも、全く反応が無く2時半に諦めこの日のプラを終了した。
10月25日(土)
夕暮れからフィールドに着き、スタート時間まで時間を潰す。
17時スタート。
キャストを開始するもやはり昨晩と一緒。
2時間ぐらいそこら中をじゅうたん爆撃の様に攻め倒すも反応がない。
臭いがしない。
そこへ釣友I氏から電話。
彼も今年はほぼおかっぱりはしていないが、気になるスポットが合致しそこへ超久々に入ることに。
時間を合わせて合流した。
入水。 『ガボッ!』『バシュ!』 (O_O)
マジかよ!と突っ込みたくなるくらいのボイル。
はやる気持ちを抑えながらキャスト開始。
見向きもしねぇ(T.T)
ベイトはサヨリ。 バンズで探るも反応がない。
サヨリパターンは、あれだよな。
で、阿修羅スリムをチョイス。 前日もっさんにいただいた物である。
サヨリのように泳がせながら引いてくる。
ピックアップ直前の3m前で水面を割りながらのバイト。
心臓が飛び出そうなくらい驚きながら、慎重にやりとりしてランディング。
全長60cmUpをGet!
この時期の陸っぱりでは大きいとは言えないサイズだが、エントリー出来る事の方が嬉しい。(^0_0^)
その後もキャストを続けるも、時合いが遅かったのかボイルも無くなり反応がない。
しかし、このポイントは今後期待が持てる事を確認できただけでも大収穫であった。
明日の予定があるI氏と別れ相方のもっさんと合流する予定時間までまだまだ有るので、ポイントを転々とする。
しかし、釣れてないからか何処に行っても"釣り人"を見ない。
いや、"0"じゃないけど、この時期だったらもう少し居るだろう?と思うのだが・・・・・・
釣れてる情報がないとここまで居ないのかと。
みんな番匠川にでもいってらっしゃるのかしら(爆
なんだかんだと思いながら、切れそうな気持ちを持ち前の"釣バカ根性"でつなぎつつ。
"このままエスケープしてBoat出して癒されようか"とも思いつつの・・・・・ "いやいや、そんなこっちゃいかんぞ!"と冬山遭難で眠りそうになった奴を起こすように、心に平手を食らわし、気持ちを奮い立たせていた。
しかし、見事なまでに何処に行っても空振りで、ベイトの気配すらほとんど無く。
一人寂しく場所を変え攻め方を変え、昔打った篠塚(おやじぎゃく)バリに移動を繰り返して見るも・・・
最後の最後に「ここでダメだったら終わろうかな。」なんて思ってた場所。
ベイトの気配はあるんだが、平和そのものの泳ぎを見て「ダメだなぁ~」なんて思いながらも"もしや?"の精神でキャストをしてみる。
すると上流側は、橋の上からの釣り人・・・・・ 攻められない。
ちぃ~と憤慨しながら、場所を下流へ移動。
キャストしてルアーを引いてくると、突然そのルアーが空中へ昇っていく・・・・・・
とうとう、釣れなさすぎて幻覚が見えるようになったかと上を見ると、橋の上の釣り人とお祭りしてるみたい。
「おいおい! 勘弁しろよ! せめてどっちか側だけにして場所を空けろよ! ガツンと言ってやる!」などと心の中で憤慨し! 仕掛けに絡まったルアーをこちらに寄せながら、ゴカイの付いた針を外す。
"よぉ~し!一発言ってやろう!"と思って上を見た瞬間であった。
「ありがとうございまぁ~す。」 とかわいい声で謝ってきた。
あっ!女の子だ(^0_0^) そんな橋の上からニコリとしながら謝られたら・・・・・
「あっ!良いよ。 こっちも投げてるの解らんかったわぁ。 ゴメンねぇ」・・・って!オイオイ!!(-_-メ)
どうした!一発ガツンと言うんじゃなかったのか!
最初に釣ってから今まで何処に行っても釣れなかったフラストレーションと一緒に吐き捨てるように"ガツン!!!"と一喝するんじゃなかったのかい? どうした・・・おれ。
そりゃ 男なら弱いよね。(^^ゞ 無理だよ。 俺はそこまで硬派じゃない。
「あは!あは!あはははっ!」と訳のわからない気持ちでニヤニヤしながら橋から離れて、俺自身が邪魔にならない場所へ移動してる有様である。
所詮私も男の子。
しかし、よぉ~く考えると女の子二人に男一人で橋の上から餌釣りしてるのである・・・・・
複雑な心境に。(-_-)
そんなこんなで、凹みそうになってるときに、悪友もっさん登場。
もう1時半だよ。(^_^;
奥さんの会社の送別会で奥さん不在の為、今まで子守だったそうで。 お疲れさん。(..)
しかぁ~し。 ここで彼の持ち前の力を発揮する。
"フジモト天気!"
彼が来たりて雨が降る。 なんか"悪魔が来たり手笛を吹く"※横溝正史著 みたいな特殊能力を持っている。
思わず俺もHERO'sのマシ・オカばりに、両手を挙げてバンザイスタイルで「ヤッター!!」と叫んだとか叫ばないとか・・・・嘘です。(..)
シトシトと降りしきる雨。
護岸に座り、おっさん二人で、語り合う。
も「明日の運動会中止やなぁ」
き「じゃぁ朝まで釣りができるんやな」
も「そうなんやけど、今降らんでもいいのになぁ」
き「誰のせいやねん。」
も「・・・・・・・・」
なんかテンション サゲサゲで暫く話しながら雨が落ち着いたところで車に戻る。
ここで帰るか? 移動するか?
もっさんは、せっかく出てきたのでもう一場所攻めて帰ると・・・・・
既に9時間以上走り回って投げ倒してる自分は、70%終了・30%もう少しやりたい。のモチベーションの中で、せっかくもっさんが出てきたのに悪いなという気持ちから、もう一場所付き合ってから帰ることに。
で、移動。
ガラガラに引いている所を入水。
実は、この場所は今日は3回目。
一目散に入水するもっさん。
その位置が何時もの位置と違うのと、何か確信めいた入り方の様に感じた。
自分も何時も通りの場所へ入る。
少しずつ彼に近寄っていく。
彼は離れる。
"むむっ!いいポイントがあるんだな・・・・・むふっ!"
つきあいが長いので、"せっかく出てきたんだから投げて帰るよぉ~ん"的 どうでも良いキャストなのか?
"このポイントは、ここじゃぁ~~~~~! 俺がだすんじゃぁ!"的目の色変わってますキャストなのか?
すぐに解るのであった。
奴は、"確信"めいた物があると言う事を・・・・・ 奴の背中が燃えている。 殺気がバリバリでてるもの。(爆
それを察した自分は、ちょっと違う位置からアプローチ。
でも、彼ほど殺気はない。
ただ、去年のこういうパターンの時に釣った時は・・・・
データーを引き出し、持ち合わせのルアーをセレクト。
色・棚・泳ぎ・サイズ・・・・・ これだな。(^0_0^)
で、3投目
『ガツン!』
良さげなサイズだ! エラ洗いを繰り返し 執拗に抵抗を繰り返す。
ラインをゆるめないようにこちらへ寄せるべく誘導する。
岸に上がってきたのは、全長81.5cmのブリブリのシーバス。
口の厚さといい。 お腹の出具合と良い。。。。。 最高に嬉しい一本。
もっさんはザブングルの加藤状態。
「くやしいぃ~です!」を連呼。
殺気バリバリ対、無心に近いキャストの差かな(^^ゞ
とにかく嬉しい一本で満足。
その後、狙うも反応が無く終了。
超久々に陸っぱりを堪能したけど、やっぱ陸っぱりも良いですよね。
何をやっても簡単な釣りはないわ。
船も岸もそれぞれに難しくテクニカルで面白い。
「釣れるまで止めんからだ。」
というチャーマスの言葉を思い出しました。
素晴らしい一本でしたね。^_^
もっさんはカワイソウでしたが。^^;
ちなみに私も女の子には無理です。
深い言葉ですよね。
チャーマスの釣りに対する真剣な姿勢には何時も驚かされます。
>素晴らしい一本でしたね。^_^
ですね。 モチベーションを最後まで保てたのは悪友もっさんのお陰ですが
引き出しから出したもので釣った時の喜びはひとしおです。
>もっさんはカワイソウでしたが。^^;
まぁお互い様ですわ。
>ちなみに私も女の子には無理です。
でしょ。(^0_0^)
釣り師はスケベェ~族ですので、尚更ですわ。
一人じゃ中々判断できない場面もありますから。
ただ、人より先にいいポイントを攻めようと前に立つと、攻めながら人(後ろ)が気になってキャストに集中できないんだよね。
でも、その燃えてる人の後に入ると、自分より後ろには誰も居ないので、めちゃくちゃ集中して攻められるんすよ。(爆
1投目で先行者が出さなかったら、落ち着いて攻められるんよね。(^ヘ^)v
実際の泳ぎを見たことはないですが、名前からすると効きそうですね。
>橋上のくだりはちょっとウケました☆
結構かわいかったんです。(^g^)